
以前、お客さまのKさんに教えていただき、自分でも愛用しつつ、ご来店の方には個別にお知らせして大好評の「マグネシウム・ローション」のお話です。
改めて、Kさん、ありがとうございます。
コリやツリは、ずっと同じ姿勢をとり続けたり、力を入れっぱなしだったりで、筋肉が収縮した状態が続くと起こります。
そんな時は「まずCS60!」‥なのですが、だからと言って今すぐサロンに行ける訳でもなし。。
ならば、どうするか?というと、まずストレッチして縮んだ筋肉を伸ばしてあげる。
だけど、なかなか上手に力が抜けず‥、ということも、ままあります。
では、なぜ筋肉は伸びたり縮んだりできるのでしょう?
筋肉は、カルシウムが作用すると縮み、マグネシウムが作用すると緩むそうです。
だから、コって(収縮して)固くなった筋肉は、マグネシウムを与えると弛緩するという理屈です。
なので、カラダにマグネシウムを入れてあげることが必要なのですが、戦後、塩がそれまでのニガリ(マグネシウムなどのミネラル)を含んだ自然塩から、塩化ナトリウムだけの精製塩に切り替わったことで、現代人は慢性的なマグネシウム欠乏状態に陥っているそうです。それでは上手に力を抜くこともできません。
マグネシウムは錠剤などの形で口から飲めば、全身に行き渡らせることができますが、今のコリにどうか?というと、すぐにそこまで十分に届けるには少し役不足。
そこで、水によく解けるマグネシウムの特性を生かし、水性のローションや乳液にマグネシウムを溶け込ませ、それをコった部分の上に塗る。
すると、肌から染み込んだマグネシウムが効率的に筋肉に届き弛緩させ、コリをほぐすという仕組みです。
なので、マグネシウム・オイルとして市販もされています(実際にはマグネシウムは水溶性ですが、マグネシウムを水に溶かすとトロっとしてオイルのようになるからこの名前だそうです)が、それなりの価格なので、この際、同じ物を安く作って気兼ねなく使いましょうというお話です。
・詳しくは、youtube動画(ネタ元です)
●マグネシウム・ローションの作り方
<材料>
・塩化マグネシウム →ニチガ 粉末状 塩化マグネシウム 900g 998円/Amazon
・ニベアスキンミルクや無印良品の化粧水など
個人的には、さっぱりタイプが好みです。
<作り方>
ローションのボトルを開け、とにかく溶けるだけマグネシウム粉末を入れて溶かす。
<使用方法>
出来上がったローションを、肩、首、腰、ふくらはぎ、太腿などのコったりハったり疲れたりした部分に塗る。
足の甲・足裏、手足の指、関節などのツマって固くなった部分もおすすめです。
顔をリフトアップする場合は首筋に。
お腹に塗ればシェイプアップ効果もあるそうです。
自分の場合、今は無印良品のスキンケア化粧水を使っていますが、ちょっとベタつくので、1/5ほど使って浄水で薄め、塩化マグネシウムを足して使っています。
ぜひ、お試しください!

さて、今年も慶応の銀杏並木が黄金色に輝く季節になりました。
もう師走ですね。早いなぁ。
●残った塩化マグネシウムの使い方(オマケ)
さて、↑の塩化マグネシウムを買ったは良いけど、こんなに大量にどうするの?という方のために、今、自分がやっていることをご紹介
・入浴剤としてお風呂に入れる
大さじ2、3杯 +我が家では、重曹のパウダーも同量入れています。とてもよく温まります。
・飲む
500mlの水筒に、塩化マグネシウム、重曹、自然塩を1番小さな計量スプーン1杯ずつ入れ、浄水で溶かし、お茶がわりに飲んでいます。
塩化マグネシウムだけだと苦いので、重曹等で飲みやすい味にしています。
入れるのは、塩化マグネシウム+クエン酸 等でも良いかと思います。
ちなみに、使っている物は
・重曹(アルミニウムを含まないもの)→ニチガ ナーゴライト100%重曹/Amazon
・クエン酸 →ニチガ国産 クエン酸 食品用 (結晶)1kg/Amazon
・自然塩 →ぬちまーす 250g/Amazon
メーカーが同じなのは、品質的に安心できる事と、買う時に面倒くさくないからですから、自然食品のお店等で選んでも問題ないと思います。